Archive for the ‘クリニックのお知らせ’ Category
<雑誌ゆほびかに掲載されています>
昨日発売されたゆほびかの水琴特集に、2ページにわたって私のコメントが掲載されています。テーマは、水琴と陰陽、です。
水琴の音に浸っていると、頭の中で嫌なことが一杯巡っているのがリセットされて、スッキリするんですよね。
苦痛系の回路を遮断するのに使えます。
本屋でぜひ手に取ってお役立てください。
インフルエンザ発症数時間で診断可能です。
12月3日の『世界一受けたい授業』で、講師の先生が「インフルエンザの診断は、発熱してから3時間でできるようになった。」という趣旨のことを話されていました。
それを可能にした機械は、富士フィルムのドライケム イムノAG1という機械です。
当院にもその機械がありますので、発症後12時間が立たなくてもある程度診断をつけることができます。
なるべく早めに治療を開始した方が、治るのも早いので、早めの受診をお勧めします。
アトピーは脱ステロイド、脱保湿剤でツルッと治る。
自然なお産の吉村医院で出会った友人で産婦人科医の館明日香さんが企画し、愛知の超素敵な『のいちご子供園』が主催してくださった今日のアトピーの勉強会は、非常にインパクトがありました。
脱ステロイド、脱保湿剤で赤ちゃんも大人もつるっと治ってしまうこの不思議。
でも、ステロイドをやめたときに炎症が強くてとても痒いのが結構高いハードルですね。
赤ちゃんのアトピーを治療する佐藤美津子先生も大人の難治性アトピーを治療される佐藤健二先生も、ステロイドをやめるときは基本的には段階的に減らしていかれるそうです。
段階的にしても、やめたときの一時的な悪化は起きるので、やりとげるには治ることを確信すること、家族の理解を得ること、理解ある医師にサポートを受けることなどが必要ですね。
赤ちゃんで危ないのは、母乳育児に固執して体重減少や脱水が起きること。
全身がジュクジュクしてタンパクの喪失が激しいのに、疲れたお母さんが母乳だけで育てることにこだわり続けると、脱水、低栄養、電解質異常などの危ない状態になることもあるようです。
むしろアトピーの赤ちゃんのステロイド離脱では栄養が大事なので、早めの離乳やミルクがよいそうです。
これも目からうろこですね。
もちろん、アトピーにはよくても、よく言われるように食物アレルギーや喘息などのアレルギー体質になる可能性は、ありますが。
当院でも堺市の佐藤先生ご夫妻と連携しつつ、心理ケアや漢方補助療法も行いつつ、アトピーの脱ステロイド脱保湿治療をしていこうと思います。
今日のまとめ、佐藤美津子先生の分をアップしますね。
手技療法で「氣」やイメージをうまく使う。
最近は「氣」をうまく使えるようになってきました。
氣については小学生の頃から色々と体感していましたし、大学生時代にも西野流呼吸法に傾倒していましたのではかなり敏感な方ではあったのですが、診察や治療でなかなか有効には使えていませんでした。
でも、近頃は違います。
例えば、杉本練堂先生の天城流湯治法を使うとき、いきなり体のポイントを刺激すると痛みが強いですが、事前にそっと指を当てて氣を送ってから行うと痛みがほとんどなく治療できます。また、体のポイントと改善したい部位をイメージの線でつなぎ、マトリックス・エナジェティクスのヒーリングを行います。治療の効果もかなり高いです。
他にも、例えば前胸部が固くて呼吸器症状がある方の場合、デコルテに軽く手を当ててほぐし、次に鎖骨の下を上胸部中央から肩に手で滞りを掃き出すようにします。このときにアルティメット・エナジェティクスで胸にたまりやすい寂しさや疎外感の感情もクリーニングするようにします。これは呼吸があっという間に深くなるので驚かれます。
手技的な探求に加えて、もっと感情を短時間でクリーニングする技術を高めていこうと思っています。
マインドマップを用いたカウンセリング
これまで自分ではよく活用していましたが、他の方の心の整理のサポートにもとても有用ですね。
患者さんの話を聞き、尋ねながらマップを作っていくと、一つ一つの出来事につながりあって、病気がこれまでの人生からいかに作られてきたかがよくわかりました。
このストーリーの中にこそ、ギフトがあります。
これまでのストーリーを紐解くと、苦しかった過程の中にも、幸せが一杯あったはず。悲喜こもごもありながらも寄り添いあってストーリーを紡いでいく人生というのは、素晴らしいものがあります。
まずは、これまでの苦しかったプロセスにも幸せがあったことに気づくことです。
そして、過剰な責任感や罪悪感、自己否定などを緩め、少しずつ幸せでいることを許可していくことです。
そのことを、一つ一つの思考で気付いて、書き換えていく(リフレーミング)作業を日常生活の中で少しずつ行ってもらいます。癖になった思考パターンを変えることはある程度努力が必要なので、少しずつ、少しずつ。
それを続けることで、病気を作り出している原型(アーキタイプ)が変わり、人生の景色がすっかり変わってしまいます。
いま、幸せでいることが基本になります。
そうなれば、病気を作り出す土台から、病気のない景色を作り出す土台へと入れ替えることができます。
こういうサポートはとてもやりがいがありますね。
火の鳥の絵
クリニックのシャッターを閉めようかというとき、宅配が届きました。
クリニックの待合室に飾る新しい絵です。
それはモチーフの孔雀を超えて、火の鳥、フェニックスに昇華しています。
愛と智慧を育み、イノチを再び煌めかせて生きる。
そんなクリニックの根幹のコンセプトを象徴的に表してくれています。
描いて下さったのは、カラフルでかわいいダルマさんを描くアーティストの原田愛さんです。ステキな携帯カバーも創っておられます。
原田愛さん、ありがとうございました!(*^^*)
彼女のグッズは、Daruma shop ENMA で検索するとご覧頂けます。
シルバーウィーク休みのお知らせ
9月19日(月)から22日(木)までシルバーウィーク休みを頂きます。
また、24日(土)も研修のためお休みを頂きます。
23日(金)は通常通り診療します。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。
クリニックのリニューアルオープンイベントを開催しました。
たくさんの方に支えられて、お陰様で開院して2年半が経ちました。
3ヶ月間かかった古民家風のイヤシロチとする改装も無事にほぼ終わりました。
今日のお披露目イベントにはたくさんの方々にお越しいただき、岩田昌美さんのマインドフルネスヨガ、川口真由美さんのハコミセラピー、そしてジャズライブを楽しんでもらいました。
たくさんの方々の愛情が溢れていて、気づきに満ちた場になったように思います。
これからは『愛と智慧』を育むクリニックとして、クリニックという枠を超えた場としてお役に立っていきたいと思っています。
どうぞ、癒しの杜 にしかわクリニックを引き続きよろしくお願いします。
そこがなぜ痛いのか、そこになぜシミがあるのか
今日から3日間、杉本練堂先生から天城流湯治法を教えて頂いています。
東洋医学とも違う独自の身体哲学に基づいた、独自の即効性のある手技療法です。
単なる対症療法ではなく、心身の調和とエネルギーの好循環状態を作り出していきます。
この半年、練堂先生の手技を色々試していたので、その経験がある分講義が吸収しやすくて面白いです。
押して痛いところ、シミや出来物があるところ、骨格が歪んでいるところ
そういうところには、必ず原因があるはずですよね。
そこの観察と深掘りをきっちりしていこうと思います^_^
虫ぎらいのなおしかたに学ぶ
テレビのきわめびと?という番組でちらっと見た、プロ ナチュラリストという方の話が面白かった。
アプローチのポイントは、誰にも虫を好きになるという地下水脈があるという前提、そして、虫の個性に気づき、擬人化することで親近感を持たせるということ。
子供の頃にオニヤンマが顔面に激突して以来、虫嫌いのお母さん。
話を聞くと、足が長い虫は苦手、でもてんとう虫はかわいい、絵本のように指に乗せられたらいいという願望がある。
そこで、南国風の島と3匹のてんとう虫を入れた透明なディスプレイをプレゼントした。
観察して個性を見出し、子供と一緒に名前をつける。
ストローで作ったシーソーに虫を乗せて遊ぶ。
そうこうしているうちにお母さんはてんとう虫を手に乗せられるようになり、バッタを手で捕まえられるようにもなった。
病気の自己治癒のプロセスも、似たようなものかもしれない。
誰にも自然に治っていく地下水脈はある。病気におびえすぎず、その病気が生まれた自己の体や、人生のストーリーと向き合ってみる。病気を擬人化してみて、会話をしてみる。そういう中から、気づきが生まれ、病気によって自分の中の何かが癒される。病気を治すというより、病気が生まれた理由、病気が伝えたいメッセージ、病気の存在理由、そっちに気づいてフォーカスを当てて、自身の思いグセや行動パターンを軌道修正していく。無関心から労わりに、人工から自然に、無知から智慧に。その過程で、自己の地下水脈が掘り当てられ、干上がっていた体と心が潤い、癒される。
クリニックは、この地下水脈を探り当てる冒険のサポーターとしての役割を担えれば、と思う。
そして、そのサポーターとして、いまのところ2人にお願いしようと思っています。
一人は、ハコミ・セラピストの川口真由美さん。
先日クリニックの近くにある彼女のサロンにお邪魔したのだが、彼女との話は気づきがたくさんあってとても面白い。「出来物は一瞬で消えることがある。」というご自身の経験に基づいた話や、「〜がなんでうまくいかなかったかわかった。愛がなかったんや。」という洞察。高齢の方で体と心が乖離し、体のことを完全に医療任せにしている人が多いということ。会話しているだけで、思い込みが消えていったり、深いところの気づきがあったりする。真由美さんは、今後のクリニックの成長にとっても大事な存在理由になると思う。
もう一人は、セラピストの加藤万理さん。これまでもクリニックでのリフレクソロジーでお世話になっている方です。彼女は基本的素養として、貢献マインドに基づいた抜群の人当たりのよさがある。そして特筆すべきは、彼女にはクライアントさんの身体の声を聴き取る能力があるということ。リフレやリンパを流す手技などを行いながら、クライアント自身も気づいていないような目に見えないものを観て、フィードバックしてくれる。彼女にも、これからはぜひ、リフレクソロジーを超えた仕事をクリニックでしてもらおうと思う。
体と心をつなぐ2人の方に出会えていることは、クリニックとして心強い。
8月11日にクリニックで改装お披露目イベントをするのですが、川口真由美さんには11時50分から12時40分まで登壇して頂きます。
参加者数がクリニックのキャパをオーバーしそうな雰囲気がプンプンしているので、患者さん以外にはあまり告知していないのですが、、^^;