子どもの救急医療の研究会に参加してきました。
2014-08-09
関西にも台風11号が近づいていますが、大阪の北の方は一旦雨が上がって小康状態です。
そんな中、小児救急の研究会に参加してきました!
症例発表はHibワクチンが効かない「無莢膜型」インフルエンザ桿菌による肺炎や、一刻を争う劇症型心筋炎などのシビアな内容の発表が4例ありました。最後には重篤患者の初期対応についての講義もあって充実の内容です。
さすが、日本で一番小児救急が整備されていると言われる北摂の勉強会です。
数多くの軽症の病気に隠れた少数の重症患者さんを見逃さずに、しっかり救命する!
ということについて改めて意識を高めて頂き、非常に身につまされる内容でした。
当院も万一のときに備えて、もっと環境整備や職員教育をしていかなければならないですね(*_*)
懇親会では箕面市立病院顧問の下辻先生や、箕面市立病院小児科部長で劇症型心筋炎の症例を御発表をされた溝口先生と沢山お話することができました☆
下辻先生は私が生後6ヶ月にロタウィルス性腸炎にかかった時に診て下さり、その後も喘息などで診て下さっていた先生です。結構な大先生で、労災病院で全国初となる小児科の立ち上げを大阪でなさるなど、大阪の小児医療に大変貢献されていた先生です。
開業して、こうやってまた小児科の勉強でご一緒できるのは嬉しいですね。
これからもコツコツと小児科医療の精進を続けていきます!
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