マインドマップを用いたカウンセリング
2016-09-23
これまで自分ではよく活用していましたが、他の方の心の整理のサポートにもとても有用ですね。
患者さんの話を聞き、尋ねながらマップを作っていくと、一つ一つの出来事につながりあって、病気がこれまでの人生からいかに作られてきたかがよくわかりました。
このストーリーの中にこそ、ギフトがあります。
これまでのストーリーを紐解くと、苦しかった過程の中にも、幸せが一杯あったはず。悲喜こもごもありながらも寄り添いあってストーリーを紡いでいく人生というのは、素晴らしいものがあります。
まずは、これまでの苦しかったプロセスにも幸せがあったことに気づくことです。
そして、過剰な責任感や罪悪感、自己否定などを緩め、少しずつ幸せでいることを許可していくことです。
そのことを、一つ一つの思考で気付いて、書き換えていく(リフレーミング)作業を日常生活の中で少しずつ行ってもらいます。癖になった思考パターンを変えることはある程度努力が必要なので、少しずつ、少しずつ。
それを続けることで、病気を作り出している原型(アーキタイプ)が変わり、人生の景色がすっかり変わってしまいます。
いま、幸せでいることが基本になります。
そうなれば、病気を作り出す土台から、病気のない景色を作り出す土台へと入れ替えることができます。
こういうサポートはとてもやりがいがありますね。
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