【 時計の針を巻き戻すかのように・・・ 】

2018-10-20

カウンセリングをしていると、時計を巻き戻しているかのように元気になる方がおられます。

大腿に肉腫(サルコーマ)という悪性腫瘍があった患者さま。

一時期は腫瘍により全身状態が悪くなり、全身麻酔の手術に耐えられないほど悪い状態でした。

局所麻酔で表の部分だけ切除し、その後まだ心身の状態が悪いときからカウンセリングを始めたのですが、数回カウンセリングを行い、今や心身ともに症状はありません。

もう別にカウンセリング要らないんじゃないですか?って思ったりするのですが(笑)、どうやら病気をやめて健康になったその先に探求していきたい世界がおありのようで、コーチングをミックスしたカウンセリングを受け続けて頂いております。

他には、子宮頸がんが進行していた患者さまで、大量自家血オゾン療法(大量自家血)と高濃度ビタミンC点滴、およびカウンセリングを受けて頂いている方。

症状がほとんど消えて、つい先日は久々にきちんと月のものが来たと報告をしてくださいました。マーカーが上がったりすることもあって、それはそれできちんと受け止める必要はあるのですが、どのマーカーが上がり、どのマーカーが下がっているのはどういう意味があるのかをほどき解くと解消するポイントがきちんとわかるんですよね。それから、マーカーだけではなくて、症状はどうか、内的な物差しで捉えて自分の状態はどうか、というのをきちんとチェックしてもらい、内的な物差しで物事を捉えていくことをしっかりとやっていただくようにしています。すべては自分が決める、というスタンスが大事ですね。

医療法人癒しの杜 にしかわクリニックでカウンセリングをさせて頂いている患者さんや、併用してオゾン療法や高濃度ビタミンC点滴を受けて頂いている患者さんでは、普通の病院とは違ってよくなっていく患者さんの割合は明らかに多いと思います。(症例が少ないので、明確に比較できないのですが。)

オゾン療法やビタミンC点滴はそれ自体もおススメですが、でも、やはりそれを受ける心の器がどうかによって、結果が全く変わってくると考えています。

問題を避けるためにそれを受けるのか、健康を取り戻したその先に目的があってそれを受けるのか

日常を「〇〇しなくちゃいけない」という義務で過ごしているのか、「〇〇したい。」という欲求で過ごしているのか

問題回避や義務で動いていると苦痛系が働き、目的意識や欲求で動いていると報酬系が働きます。

目的志向、というのは「未来の生きる目的を志向する」というのが基本形ですが、今を生きることに焦点を当てて、それを最高のものにすることでも脳の報酬系が働くと私は考えています。

「なんのためにそれをするのか?」ということを一つ一つ、チェックしてみてください。

「なんのために?」の答えが問題回避や義務であった場合、別に自己否定をする必要はないのです。

「あ〜、うまくいかないパターンをやっちゃってたな。また一つ気づくことができた。書き換えよう。終わり。」

と書き換えて前に進んでいけばいいだけの話です。

話が逸れましたが、抗がん剤や手術などの標準治療をするにしろしないにしろ、こういう心の器、脳の動かし方をチェックしていい状態にセットすることは非常に重要です。

興味がおありの方は、梯谷幸先生の『本当の自分に気づけば病気は消えていく』という書籍を一度お読みください。とてもわかりやすい本です。

しっかり調整を受けたい方は、西河がカウンセリングでサポートしますので、個別にご相談ください。

基本的には対面式ですが、遠方の方は出張の折か、オンラインでもカウンセリングをやってみることも提案できます。

11月は研修で東京に行く予定があります。
11月3日(土)、8(木)、15(木)あたり、東京でカウンセリングご希望の方には、時間を捻出して各日に1人のみカウンセリング可能です。

モノという手段に高額なお金をかけるのもいいですが、それをいい方向に働かせる心の器の調整は、何よりも効率的であると思います。

< 健康のさらにその先へ! >
< 病気を楽しくやめていく医療を標準に >

医師・いのちの再生屋

西河 潤

© 2024 Iyashinomori Nishikawa Clinic.